これから羽ばたこうとしている君へ
少し遠回りをしたかもしれないが、ようやく君も法曹として一歩を踏み出そうとしている。後で考えれば、その遠回りも必ずや、人生にとって必要なことだったに違いない。
ともあれ、社会人一年生として、謙虚に、そして、一途にやっていきなさい。迷ったときは、何故その道を選んだのか振り返ってみなさい。
就職祝いをあれこれ考えたが、結局、雑巾とメモ帳を贈ることにした。とにかく、初出勤の日は一時間前に事務所に出て、これから世話になる事務所を掃除しなさい。そして、先輩の言葉を必ずメモにとりなさい。あせる必要はない、周囲の先輩たちが君の途を作ってくれる筈だ。
以上、お祝いの言葉。
投稿者プロフィール

- 古橋 清二
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昭和33年10月生 てんびん座 血液型 A
浜松西部中、浜松西高、中央大学出身
昭和56年~平成2年 浜松市内の電子機器メーカー(東証一部上場)で株主総会実務、契約実務に携わる
平成2年 古橋清二司法書士事務所開設
平成17年 司法書士法人中央合同事務所設立
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