平成30年度考査の結果発表

投稿者: | 2018年9月4日

 昨日、平成30年度簡裁訴訟代理等能力認定考査の認定者の発表があった。この考査で認定された司法書士は、簡裁訴訟代理等関係業務を行うことができる。当事務所でも神谷司法書士が受験し、問題なく認定された。

 認定の合格率は43.1パーセントということであるが、私が受験した平成15年(第1回考査)は、確か70パーセント前後であったことを考えると、随分合格率が低下したものだ。最近では合格基準点が公表されているので、政策的に合格率を下げているのではないと考えられる。そうすると、受験者の質(能力)が下がっているということか?

 今では、考査のための参考書や予備校のカリキュラムもあるようであるが、私が受験したのは第1回だったので、参考書や予備校のカリキュラムなどは皆無であり、また、どんな問題が出るのかさえも全く不明であった。

 この考査を受験するためには100時間の特別研修を受ける必要があるが、当時、僕が属していたチームは、おそらく300時間ぐらい顔を突き合わせていた。僕が属したチームのメンバーは、榛葉隆雄、大澄正人、名波直紀、中里功、小楠展央、白井聖記、そして、僕というメンバーで、それぞれ全国的にも名前が知れ渡っている司法書士だった。夕方になると、榛葉隆雄司法書士が緑色のマーチに乗って私を連れに来た。まるで、白雪姫を連れに来るカボチャの馬車のようだった。そして、中里司法書士の事務所に集結した。お茶菓子係は大澄司法書士と決まっており、サブリーダーならぬ茶ブリーダーと呼ばれていた。

 メンバー全員は裁判書類作成業務の経験が豊富で裁判事務は手慣れていたので、教材から離れて議論することも多く、あまりにもおもしろすぎる時間だった。

 考査の前日は、試験会場であった静岡に泊まり込み、最後の勉強として憲法のおさらい。名波司法書士の憲法講義を聞きながら中華料理を食した。ところが、憲法は一問も出題されなかった。
考査の結果は、もちろん全員合格。楽しかった思い出である。

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