私は独身のため、お墓を守る方がいません。しかし、私の十三回忌の法事は執り行ってほしいと思います。この場合、どのような方法をとれば、法律上問題なく私の希望が取り入れられるでしょうか
ご相談者には、お墓を守る人がいないということですが、お墓の承継者は、被相続人の指定が最優先となります。お墓などを承継することで、権利とともに次のような義務も負うことになります。
・墓地の管理、墓石の管理や維持、管理料の支払い
・ご先祖の法要
・仏壇の管理等
まずは、親族などと、お墓の承継者について話し合いをして、お墓の承継者を指定し、合わせて十三回忌の相談もしておくといいでしょう。
(文責 山本剛史)