ドラマなどで、遠い親戚の相続財産がある日突然舞い込んでくる話がありますが、実際にそのようなことがあるのでしょうか
 はい。長年全く交流のなかった母方のおじおばや父方のおじおばが亡くなり、突然、「貴方が相続人です。」という手紙が届くということが実際にあります。

 また、代々に渡って不動産の相続登記が放置され、当初の登記名義人の孫、ひ孫、玄孫等が数次相続人として遺産分割協議に参加しなければならない、数次相続人が総勢100名超ということも実際にあります。

 とくに後者の問題は深刻で、このような事態にならない前に、早期の相続登記をお願いたいところです。

(文責 柴田泰光)

古橋 清二

昭和33年10月生  てんびん座  血液型 A 浜松西部中、浜松西高、中央大学出身 昭和56年~平成2年 浜松市内の電子機器メーカー(東証一部上場)で株主総会実務、契約実務に携わる 平成2年 古橋清二司法書士事務所開設 平成17年 司法書士法人中央合同事務所設立